給料で社員は口説けない! 「モテる会社の人事のしくみ」を出版しました。
社会保険労務士法人未来経営代表の髙山がこの度「新しい人事制度の構築法」を解説した本を出版いたしました。ご興味いただいた方は、全国の書店・Amazonで販売中ですので是非お買い求めください。
給料で社員は口説けない!「モテる会社の人事のしくみ」
■著者/髙山正
■価格/1,900円(消費税152円)220頁 ■出版社/税務経理協会
■2017年8月21日発売
目次
■第一章 給料で社員を動かせない時代がやってきた
人工知能が人事制度を変える/アメとムチの労務管理/お金で手術の成否が決定されるか/お金がやる気を失わせる!?/アンダーマイニング効果/彼女にお金は渡すな/人の好意に値段をつけてはいけない/コブラはなぜ増えた?/お金が機能する場合と、しない場合/高い給料には満足せず、低い給料には不満を抱く/脳内ホルモン「ドーパミン」と給料の意外な関係/出来高払制はなぜ上手く機能しないのか/内的報酬がやる気を引き出す
■第二章 ムチ(罰)で社員は動かない
なぜ幼稚園の遅刻は増えたのか/得より損をしたくない/学習性無力感/サボる社員にはお仕置きも/失敗から学ぶ/罰のない関係へ/コラム
■第三章 給料制度はどう設計すればいいのか
平等な給料は公平ではない/給料が持つ意味/昇給制度/給料水準は相対的に決まる/成果と給料/手続きは公正に/将来の退職金より目の前の現金/現金ボーナスとプレゼント/その昇給に込められたメッセージ
■第四章 目標疲れにならないための目標管理
立派な目標を立てると、いい気分になってしまう/目標は達成したけれど…/目標の先を見据える/大志を抱け/なぜ目先の小さな目標に飛びついてしまうのか/理想と現実のギャップを埋める/最終テスト/目標は感染する/目標管理制度とは
■第五章 人事制度は仕事の意義からつくる
三人の石切り職人/同じ報酬なのに、なぜ生産性に違いが生じたのか/年末年始のアルバイトで分かったこと/報酬のみが目的となる/仕事に意義を見出す/仕事の意義は貢献すること/役に立てることが、やる気を引き起こす/仕事に意義を見出せると、健康で幸せになれる/脳内ホルモン「オキシトシン」とは/アドラー心理学も貢献感/人に貢献することは、自己犠牲ではない/人事制度は「意義」からはじめよう/順番を逆にしてはいけない/職能要件書のつくり方/職務の再定義(ジョブ・クラフティング)/意義(理想)で飯を食う/意義を徹底し、行動を一貫させる/お願いをすればいい/「夢」を語る
■第六章 社員を伸ばす評価制度
フェイスブックやツイッターになぜハマるのか/社員も評価(承認)されたがっている/承認することの留意点/成績だけでなく姿勢も評価する/能力だけでなく努力も評価する/人柄を評価する/インプットか、アウトプットか/評価は仕事の場面に限定して行うべきってホント?/評価で人材育成はできない?/評価を人材育成に活かす/評価のときに生じるエラー/働くより楽してお金がもらえた方がいい?
著者コメント
私たちは、社員をやる気にさせるには、給料を多く支払えばいいと考えがちです。しかし、それは限定的であって、本当の意味で社員のモチベーションを上げることができないことが、最新の脳科学や心理学、経済学の研究から分かってきました。
さらには人工知能やロボット技術の進歩が、私たちの働き方を変え、やる気の源泉をも変えようとしています。
クリエイティブな仕事がますます求められるこれからの時代、モテる会社になるための労務管理の手法を是非本書から! 本書を買っていただいた特典として出版記念セミナーへ無料でご参加できますので是非お越しください。